
NAZENいけぶくろは、2月20日に池袋のとしま区民センターで、福島原発事故による放射能汚染水海洋投棄反対の学習講演会を行いました。
コロナ禍の中、チラシやネット告知を通して新しい参加者の顔も見られ、会場はほぼ満員。運動の前進が感じられる集会でした。

講師のたんぽぽ舎共同代表の山崎久隆さんは、東電・政府が海洋投棄を決定した経過とその背景、汚染水にはトリチウムを含む63の核種が含まれており、生物や環境に対して極めて危険な影響を与えること、廃炉に向けた工程等々をパワポを使ってわかりやすく明らかにしてくれました。
「処理水を入れたタンクがもう置ききれない」はウソであり、海洋投棄は絶対させてはならないと訴えられました。

参加者からは質問が次々と発せられ、時間が足りなくなりそうなほどでした。

主催者からは、「黒い雨」訴訟の勝訴などの核と原発をめぐる情勢が語られ、とりわけ福島で原発事故以後小児甲状腺ガンに罹患した若者たちがついに立ち上がり東電を提訴したこと、彼ら彼女らを全力で支援しましょうと訴えました。

集会最後にNAZEN東京代表から3・11反原発福島行動(福島市・信夫山公園集会→福島県庁への抗議デモ)への参加が呼びかけられました。
新しい参加者の女性から「私も3・11に行きたい」との声も寄せられています。3月11日は福島行動に行きましょう!


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